RIOの日記

。゚+.映画・海外ドラマ・旅行・食べ歩きを楽しみながら暮らす30代OLのDiary+.゚

ポール・マッカートニーのコンサートに行ってきた。ビートルズの名曲を生で聴けて感動♪

この記事をシェアする

先日ニューヨークのバークレーセンターで行われた、ポール・マッカートニーのライブに行かせていただきました。

「paul mccartney 2017 tour」の画像検索結果

 

アメリカに来てから何度かライブに行く機会があったけど、会場の外で「チケット譲ってください」とお願いしている人がこんなにたくさんいたアーティストはいなかったなぁ。

 

正直、彼のことはもちろん知っているし、ビートルズの曲も学生の時から聴いていたけど、ライブが始まるまであまりスゴさを感じていなかった・・・(というか、忘れていた?)。

 

でも、ライブが始まって、終わりまで見て、やっぱり彼はスター中のスターなんだと実感!観客は家族連れが多くて、おばあちゃんと肩を組みながら歌に聴き入るティーンの子とか、ポールと一緒に熱唱するお父さんの横でぴょんぴょん飛び跳ねながら楽しむ子供とか。

 

世代を超えて愛されるアーティストということを改めて実感しました。

 

そして、彼のなにがすごいって、こんなすごいアーティストなのに、そういう素振りが全くなく、終始【気のいいおじいちゃん】っていう感じだったところ。

 

偉そうでもなく、アーティストらしい自分を作るでもなく、飾らず気ままで気さく。

 

結局この日は全39曲を披露してくれたんですが、曲と曲の合間に、その曲のうんちくとか、ビートルズ時代のエピソードとかを、とにかくたくさん話してくれて(笑)

 

※ライブのセットリスト。

Paul McCartney Concert Setlist at Barclays Center, Brooklyn on September 21, 2017 | setlist.fm

 

「みんなが好きな曲は、ステージにいるとすぐ分かるんだ。みんな携帯電話で撮影を始めるでしょ。ステージにいると、その光がよく見えるから。」って言ってましたw ライブパフォーマンスの撮影OKのアメリカらしいコメントですよね。

 

話好きの、いい人なんだろうなぁっていうのがひしひしと伝わって来て、名曲の数々に感動するよりも、彼の意外な人柄に感銘を受けてしまった。

 

今回のライブで披露された曲のうち、特に大好きな曲を4曲ご紹介します!

1. Ob-La-Di, Ob-La-Da

観客が踊らずにはいられなくなるほど楽しい曲♪

曲のタイトルの意味は、歌詞にも出て来ている「Life goes on.(人生は続く)」ということらしい。この一曲だけ切り取ってみても、実にたくさんの裏話やエピソードがあるんです。

 

オブ・ラ・ディ、オブ・ラ・ダ - Wikipedia

 

日本でもCMソングで使われていて、誰もが耳にしたことのある一曲ですね。

 

Ob-La-Di, Ob-La-Da

Ob-La-Di, Ob-La-Da

  • ビートルズ
  • ロック
  • ¥250
  • provided courtesy of iTunes

 2. LET IT BE

「あるがままに」という意味をもつタイトル。

音楽の教科書にも載っているくらい、有名で人気の一曲。


Paul McCartney Live - Let It Be - Good Evening New York City Tour (HD)

 

ステージでピアノを弾きながら熱唱するパフォーマンスに、すごく感動しました。ビートルズのCDを聴いていた時と、声の感じとか歌い方とか違っているけど、年を重ねた今のパフォーマンスも、同じくらい感動的で味があって大好き。

Let It Be

Let It Be

  • ビートルズ
  • ロック
  • ¥250
  • provided courtesy of iTunes

 

3.  Golden Slumbers

ポールが、同名の子守唄から着想を得て作られたという作品。

ゴールデン・スランバー - Wikipedia

 

この曲は、伊坂幸太郎の小説を原作とした映画「ゴールデンスランバー」で、斉藤和義がカバーして主題歌として使われたことでも知られています。

 

2013年に東京でコンサートを開いた際にも歌っていました。


Paul McCartney - Abbey Road Medley (Golden Slumbers/Carry That Weight/The End) - Live In Tokyo 2013

 

ちなみに、「golden slumbers」とは、直訳すると「黄金のまどろみ」という意味だそう。ちょうど眠りにつくかつかないかの、夢うつつのタイミングのことを「Slumbers」というそうで、そこに「Golden」とついているので、「最高のまどろみ」という感じでしょうか。まさに子守唄にぴったりですね。

Golden Slumbers

Golden Slumbers

  • ビートルズ
  • ロック
  • ¥250
  • provided courtesy of iTunes

4. Hey Jude

タイトルの「Jude」が誰なのか諸説あるようですが、ジョンと前妻シンシアとの息子「Julian」を指している、という説が有力だそう。

ヘイ・ジュード - Wikipedia

 

真相は当事者しか知らないとはいえ、漏れ聞くシンシアからオノ・ヨーコへの乗り換えは、今が時代なら芸能界で流行りの「ゲス」と揶揄されてもおかしくないような・・・w

 

両親がそんな大変な時期に、ポールがジュリアンに贈った曲が、「Hey Jude」だといわれているそう。ポールにこんなステキな歌を歌ってもらえたら、家庭のゴタゴタで落ち込んだ心も少しは明るくなるかもしれないですね。

 

Hey Jude, don't make it bad/ なぁジュード、そんなに落ち込むな。

Take a bad song and make it better/ 悲しい歌も、楽しい歌だと思えばいいさ。

 

これまたバラードですが、知らない人はいない名曲。


Paul McCartney - Hey Jude Live at Hyde Park

Hey Jude

Hey Jude

  • ビートルズ
  • ロック
  • ¥250
  • provided courtesy of iTunes

 

 

ポール・マッカートニーも今年で75歳。3時間以上にもわたるステージパフォーマンスでは、(曲の合間の小話以外)ほとんど休憩も挟まずに力強く演奏していた姿がとても印象的で、75歳となった今でも変わらず観客を魅了し続けるために、とても努力や苦労があるんだろうなぁと思うと尊敬の気持ちが強くなる一方で、自分はまだまだだなぁという気分にもなります。

 

また機会があれば、ぜひ彼のライブに行ってみたい!

スポンサーリンク